工法・構造
technology
安心の構造・
充実の仕様丈夫で快適。当たり前をしっかりと。
災害や火災から家族を守る堅牢性能、寒さや暑さを遮断しクリーンな空気を保つ快適性能。
三愛地所は住まいの基本性能に徹底的にこだわります。
基礎
家全体をしっかり支える、しっかりとした地盤調査と基礎工法。
強い家をつくるための地盤調査は、
安全な住まいを建てるためには欠かせない重要な工程です。
軟弱地盤と呼ばれるような地盤の上に家を建てると、地震のときに液状化や家の重さに耐えられず、家が傾く原因にもなります。家の基礎となる地盤が弱ければ安全な住まいとは言えません。住まいの安全性を左右する地盤調査は、安全な住まいを建てるためには欠かせない工程です。
一般的に、地盤改良工事が必要かどうか
判断される条件とは。
■地耐力(地面が建物を支える強さ)が20~30KN/㎡以下の軟弱地盤と判断された場合。
■敷地とその周辺が埋め立て地や盛り土で造成された土地、過去に陥没があった土地、液状化や不同沈下の可能性がある土地など、総合的な調査により地盤の強化を要すると判断された場合。
地盤の改良が必要とされた場合には、
建物の荷重に合わせた工法を実施。
地震に強い家を建てるためには、建物をしっかり支える地盤が必要です。建物自体を強い構造にすることに加え、基礎が地盤の状況にあっていることが大切です。まず、地盤の特性に適合した基礎の形状を提案するため、建設地の地盤調査を行い、地盤が柔軟な場合は適切な地盤補強工事を施します。
住宅完成後には見えなくなってしまう部分だからこそ、
建物を支える土台の部分の基礎工事は、家づくりの重要工程です。
基礎工事とは、地面と建物のつなぎ部分にあたる"基礎"を造るための工事のことです。 家を建てた後に、基礎工事の内容を確認することは難しいため、施工中に確認をすることが必要です。 一生に何回もない家づくりだからこそ、工事工程時の検査・確認をきちんと行うことで、安心の日々を過ごすことができます。
頑強な布基礎構造
荷重を支える強固な基礎で、構造躯体を足元からがっしりと支えます。主な柱や壁の下に連続して基礎を設置することにより、ベタ基礎よりも地盤に接する面積が小さく、地盤の強度が比較的大きな土地で利用することができます。
クリーンな床下環境
床下一面に防湿フィルムやコンクリートを敷設することで、地面から上がってくる湿気を防ぎ、カビの発生等による建物の腐食を抑えます。
安心のダブルチェック
配筋や鉄筋量は全て構造計算に基づいて設計しています。配筋は基礎の寿命や強度に影響がでる非常に重要な工程で、建築基準法などでも様々なルールが決められています。鉄筋組みが終わると配筋状況を確認し図面との照合を「自社検査」+「第三者機関検査」による安心のダブルチェックを行ないます。
構造
家全体をしっかり支え、大きな揺れにも耐えられる安心構造。
木造在来の自由度の高さと、ツーバイフォーの強さを融合した 強固さに、
暖かさと高い気密性を加えた、住まいの理を叶えた「アイ・スタンダード工法」。
全棟構造計算を行い、家の強度を確認。
建物構造の安全性を科学的に検証・確認するため外部設計事務所による様々な角度からの構造計算を実施。建物の重量により加わる力や柱の太さ、梁の太さ、筋交いの配置など安全性を計算しています。
梁と柱は、安定した強度を保つ集成材を採用。
床梁や柱には安定した強度がある集成材を採用。集成材は工場で乾燥して成形されるため、品質が一定で狂いが少なく、耐震性、耐久性が一段と向上しています。
強度のある集成材と耐力壁でより頑強な構造。
耐久性の高い集成材と耐久壁によって、地震時や強い台風などから加わる縦や横からの強い力からもしっかりと建物を支え、建物の耐震性・耐風性を確保し、強い剛性を発揮しています。
1・2階の床と壁を構造用面材で補強。
建物の1階と2階の床面(水平面)を強化するため、土台、梁などの床には24mmの構造用面材、壁(垂直面)には9.5mmの構造用パネルを貼り付けました。それにより床と壁全体が一体化するため、変形が抑えられ、地震の横揺れにも高い効果を発揮します。
シックハウス対策に「F☆☆☆☆」(エフ・フォースター)性能。
シックハウスの原因物質の一つであるホルムアルデヒドの空気中への放散量は、F☆マークで表示されます。三愛地所ではご家族の健康を最優先し、構造部材から内装仕上げ材に、最上等級の「F☆☆☆☆」(※)を採用しています。
※JIS(日本工業規格)、JAS(日本農林規格)による性能区分
火災に強い家の構造で、火災リスクを食い止める省令準耐火構造。
省令準耐火構造の住宅とは、建築基準法で定める「準耐火構造に準ずる防火性能を持つ建物」のこと。住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅を指します。具体的には以下の3つの要件があり、これに適合すれば火災保険の掛け金が割引になるメリットもあります。
省令準耐火構造は保険料が割安
火災保険料は鉄筋コンクリートと同じ料率。
省令準耐火構造である三愛地所の家は、隣からのもらい火はもちろん、家の中で発生した火災に対しても他の部屋に延焼しにくい材料で作っているため、通常(非耐火構造)に対し約6割(※1)に抑えられた金額でご加入いただけます。
※1)弊社の提携保険会社の掛け率のシュミレーションで、 2023 年 1月末時点での算出した掛け率の情報です。
■非耐火構造と省令耐火構造の火災保険費用の対比率
断熱
ほどよい夏の涼しさと快適な冬の暖かさな理想的な室内環境をつくる断熱性能。
充填断熱(内断熱)
構造体の内側に隙間なくアースウール(グラスウール)を充填する、内断熱を採用!
三愛地所の家で採用するアースウールは、天然由来のブラウンカラーが特徴。
断熱性や吸音性に優れているだけでなく、超細繊維によりとても柔らかい手触りでチクチク感がなく扱いやすい・施工がしやすい製品となっています。
また、一般流通のグラスウールと違い、ホルムアルデヒドを含まないサステナブルで再生可能な材料をベースにした地球に優しい製品です。
付加断熱
家を外側からまるごと断熱材で包み込み、
高断熱・高気密で、さらに断熱性能がUP。
付加断熱とは、充填断熱をした家に、さらに外張断熱を施す方法です。建物全体を断熱材で隙間なく覆うので、断熱性・気密性能が向上します。付加断熱は、断熱材の切れ目(熱橋)がないので断熱層が均一になることによる高い気密性があります。
基礎断熱
気密性が高く暖かさをつくる「基礎断熱」。
床下を断熱密閉空間とし、機械換気で
湿りがちな床下環境をクリーンに。
住宅の基礎の立ち上がりとそこに繋がる基礎床に施工される断熱工法を指します。床下の断熱を基礎にも行うことで床下も含めて断熱をし、床下も室内と一体とする考え方です。断熱効果に優れていることから、床下も室温と同じ温度となるため冬場の底冷えも軽減されます。
「三愛の家」基礎断熱
床下に断熱材を入れる『床断熱』に比べ
気密性が高く暖かい住宅を作るのに最適です。
世界トップクラスの断熱性に優れたトリプルガラス。
トリプルガラス・樹脂サッシ
窓から逃げる熱を抑える「窓断熱」。
優れた断熱性能で冬の住まいを暖かく
ガラスとしては最も断熱性が高い16mmの中空層が2層。中には空気よりも熱伝導率の低いアルゴンガスを封入。冬は室内の熱を逃がさず、夏は強い陽射しと紫外線をカットします。さらに熱伝導率の低い樹脂サッシを併用で結露防止にもなり、住まいの省エネ性を一層高めてくれます。
“2つの中空層”“3枚のガラス”と
“アルゴンガス”で、冷気が室内に入りにくい。
樹脂フレームはマルチチャンバー構造でフレームの断熱性も高め、従来の樹脂窓に比べ、フレームの部屋数も多い構造で熱を伝えにくくしています。フレームの表面温度は1.5°上昇します。(室外温度0°/室内温度20°解析)
サステナブルな断熱材「アースウール」
エコで心地よい暮らしを実現する、地球に優しい断熱材
アースウールは、環境に配慮したサステナブルな断熱材です。
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・ホルムアルデヒド不使用~健康に優しく、室内空気も安心。
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・リサイクル素材~リサイクルされたガラスを主原料に使用し、廃棄物を減らします。
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・低エネルギー製造〜製造過程でのエネルギー使用を抑え、二酸化炭素排出量を削減。
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・サステナブル~持続可能な材料で、地球に優しい。
三愛地所の住まいは
認定住宅です。
「ZEH」とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、三愛地所は住まいの断熱性・省エネ性能を上げる経済産業省・環境省・国土交通省の連携事業である、住宅のZEH化の推進普及(ZEH支援事業)に、一定の規格をクリアをし「ZEHoriented」として認定されます。
気密
漏気負荷を減らし省エネルギー化と室内温度環境を向上させる気密性能。
気候の厳しい季節でも快適な日々を過ごすためには、断熱性能だけでなく
「どれだけ隙間がない家か」を表す「気密性」への配慮は欠かせません。
住宅の気密化とは、住宅の隙間を減らして密閉性を高めることを意味します。寸法誤差の少ない高品質な建材の使用や建材の接合部分を気密シート、気密テープなどでしっかりと防いで施工して建てられた住宅は高気密住宅と呼ばれています。気密性を高めるには、一般的な住宅よりも多い専用部材や、隙間を丁寧に埋める高い施工技術が必要です。このため、コストが高くなったり施工期間が長引いたりするケースも多いですが、それを補うだけの魅力が十分に得ることができます。
C値とは施工レベルを測る大切な物差しとしても役立ちます。
施工精度の低く建てた家は隙間が多く、C値が悪くなります。
建具、天井、壁のつなぎ目部分からの隙間を少なくし、冷房や暖房の効率をよくした住宅の気密性は、C値と呼ばれるもので表します。C値とは、住宅における相当隙間面積のことで、建物全体にある隙間面積を延べ床面積で割った数値で建物の気密性能の指標として用いられます。数値が小さいほど気密性能に優れていることを示します。
三愛地所はC値平均0.31を実現。(※1)
三愛地所ではお引き渡しの前に、全棟で気密測定を行っておりC値平均0.31と高い機密性を確保しています。もしそれ以上の数値が出た場合には施工に不具合の可能性があるので、気密漏れ箇所を特定し改善してから再度気密測定をやり直します。
住宅における相当隙間面積「C値」。
住宅性能の重要なポイントと言えるのがC値(気密値)です。C値とは、気密性能を数値化した値で、家づくりにおいて最も判断しづらい「現場の施工精度」を数字で見ることができます。C値は建物完成後に測定し、計算床面積1㎡あたりどのくらい隙間があるかを「㎠/㎡」という単位で表します。数値が小さいほど気密性が高く性能が良くなります。
札幌市が策定する「札幌版次世代住宅基準」では、C値を4項目の基準の1つとして設けており、最上位の等級である「トップランナー」のC値は「0.5以下」としています。
※建物の規模や仕様によって異なります。
※1)出典:札幌市HP「札幌版次世代住宅基準について」
※2)2020年度の施工実績より
気密性を高めるポリフィルム。
気密性に優れ、住宅における暖冷房効果を高めるポリフィルムを施工しています。防湿性に優れ、室内で発生した水蒸気が断熱材に侵入するのを遮断、内部結露を防止し断熱材の性能を維持するとともに木材の耐久性も高めます。
換気
空気の<質>へのこだわり、高気密・高断熱住宅の熱交換式の気調システム。
快適性、省エネルギー、そして住まいの耐久性を追求した
高気密・高断熱住宅だからこそ、高効率の換気システムの導入が不可欠です。
適切な換気を行うことで、カビや結露の発生を少なくすることができ、住まいの劣化を防ぐことにつながります。また、人間が生活をしていると水蒸気が発生しますが、換気ができていないと壁の中へ入り込み、木造住宅の場合は木材を腐らせてしまう原因になる可能性も。室内の空気を入れ替えることは、身体の健康だけでなく、住まいへのメリットもありという点でも、適切な換気は重要です。
24時間換気の必要性と効果。
住宅の高気密化によって暮らしの快適性は高まりましたが、一方で建材等に使われる化学物質やダニ・ホコリなどの影響を受けやすくなりました。それにともない、頭痛・喉の痛み・湿疹など引き起こす「シックハウス症候群」という体調不良が懸念され、その予防対策として24時間換気が義務化されました。
24時間換気により建材の化学物質やハウスダストの充満を防ぎ、快適かつ健康的な暮らしを実現できるようになります。さらに、24時間換気は、生活で排出される湿気や二酸化炭素や生活臭などを室内に溜めず、ホルムアルデヒドをはじめとした揮発性有機化合物を希釈し、人体に害のない濃度まで下げる役割があります。
第1種換気システムによる、省エネの快適な熱交換式の空調システムを導入。
給気口と排気口に換気扇を設置し、空気の入れ替えを行なう第1種換気。機械制御による効率的な換気手法として、24時間換気システムの中で最も空気の流れをコントロールしやすいシステムです。室内外で温度差がある場合、室温に合わせて変換しながら外気を取り込み、空調効率を下げることなく給排気できます。効率的に空気の温度調整を行うため、「そのまま外気を取り入れた後に、冷暖房で温度調整する第三種換気」と比べて、冷暖房費のコストを抑えるメリットがあります。
ECO運転
●春秋の室内外の温度差が小さいときは、給気風量はそのままで、排気風量を絞った運転で消費電力を抑えます。冬場は外気温が室内の温度より低くなり、すき間風などの自然換気が増えます。換気システムによる換気量(給気・排気量)を減らして消費電力を抑えます。
気圧をコントロール
●室内に取り込む空気量を変えずに、排出する空気量を減らすことで、室内の空気圧が高まり、家のすき間などからの花粉や粉塵(PM2.5)の侵入を抑えられます。
ECO運転
●冬場の乾燥や結露を抑えるために、室内外の温度差と室内湿度により、熱交換気風量を0.5〜0.3回/hで調整します。
ラクラクお掃除
●パネルの排気フィルターは、掃除機などでお手入れが容易に。熱交換素子や、各種フィルターは、パネルを開けてお手入れできます。粗塵防虫フィルターには、スライド式の手動シャッターが付いているので、本体から外す際に、生きた虫が入っていた場合の逃避を抑制します。
❶1階カセット型[天井裏設置]
各居室に配した吹出グリルから新鮮な外気を取り入れ、設置した熱交換気ユニットより汚れた空気を吸い込み、排気します。
❷2階カセット型[縦置き設置]
壁面に縦置設置することにより、フィルターなどのお手入れが手が届く高さでできるようになります。
付加価値
ご家族の理想、その思いの安心と質の価値を高めるカタチ。
ダメージを軽減、資産価値を守る
繰り返しの余震を考えると、耐震だけでは十分だとは言い切れません。「制震」技術を暮らしに取り入れ、万一の地震に備えませんか
大切な住まいを守る地震対策は、耐震だけで十分でしょうか。住まいの耐震性をさらに高めることは重要ですが、本震に続く余震のこと、また地震後の暮らしのことも考えると、耐震だけで安心だとは言い切れません。そこで、私たちがご提案したいのは「制震」。住宅用制震ダンバーMIRAIEΣ[ミライエシグマ]は、住まいの持つ耐震性を損なうことなく、新たな性能を加え、本震だけでなく、繰り返し来る余震にも強い、より安心・安全な住まいづくりをお手伝いします。
足元からポカポカ暖かい床暖房
足元から暖まるので室温以上に暖かさを感じ、さらに、火を使わないので安心です。
床に触れることで直に熱が伝わってくるため、足元の冷えを解消してくれるのが床暖房の特徴です。足元からじんわり暖めるので、心地よく体にも優しい暖房システムです。床暖房はファンヒーターなどに比べて空気が乾燥しにくく、温風によって皮膚の水分を奪わないので、肌やノドにやさしく、また風を起こさないため、ホコリやハウスダストなどが舞い上がらず、喘息やアトピーの方、小さいお子さんのいるご家庭にも安心です。また、ストーブなどのような燃焼時の空気の汚れやにおいの心配もなくクリーンです。
美しさと耐久性のある外壁材
建物に負荷をかけない金属板と断熱材を⼀体化させた軽量な構造に加え、デザインにも優れています。
外観デザインを左右するポイントは、外観の中でも大きな面積を占める外壁です。どの色や素材を使うかで住まいの表情は大きく変わってきます。しかし、外壁で重要なことの一つに外壁材の耐久性があげられます。特に金属板サイディングは防水性・防音性・耐久性にも優れ、長期間メンテナンスが不要となるので、約10年に一度程度の補修が必要な窯業系サイディングと比べ、あまり手間がかからないのも魅力です。
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